2013年(平成25年)11月2日(土)〜11月3日(日)の2日間にわたり大阪中之島の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で第52回日本臨床細胞学会秋期大会を開催させていただきます。大阪で本学会をひらくのは2002年の総会(春期大会)会長を植木實先生がされて以来となります。3連休の最初の2日といういい日に設定することができました。皆様ゆっくり御参加頂けるものと存じます。

 テーマは「診断としての細胞診」にいたしました。細胞診が診断として扱われるのは細胞診に従事する者としては長い間の夢でありました。細胞診は、平成20年の病理の標榜化に伴って、検体検査から分離され、第13部病理診断に入り、平成22年には細胞診断料が新設されました。婦人科細胞診には細胞診断料がつかない等、現時点ではまだまだ問題が残っています。診断として扱われる以上、相当の責任と質が求められることになります。精度管理、専門医・細胞検査士の教育等、一定の水準が要求されます。診断としての細胞診に求められるものが何であるのか、課題を明らかに出来ればと考えています。

 ホームページの最初の写真の木はヘマトキシリンの色素をとる木で、アカミノキといいます。日本新薬京都山科植物資料館に行って撮影させて頂きました。木の幹の中心が赤くここから色素をとるそうです。この木は浜松フラワーパークから譲り受けたものだそうですが、浜松フラワーパークの方はもう無くなっているようです。この木をとり木して頂き、うまく育てば、学会会場に展示したいと思っています。

 大阪国際会議場周辺も以前は大阪大学の跡地だけが残っていたのが、整備され面目を一新しております。大阪市立大学診断病理学教室、大阪府支部、近畿連合会あげて運営させて頂きます。御存知のように大阪は「食いだおれ」といいまして食べ物のおいしいところです。学会の翌日(11月4日)は振替休日であり、学問の後はゆっくり近畿の秋をお楽しみ頂けるものと存じます。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

第52回日本臨床細胞学会秋期大会
会長 若狹 研一
(石切生喜病院 病理診断科 部長)